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LS-7pro入手

そろそろ20年近いと思われる古いスピーカーを入手してみた、ケンウッドのLS-7PROってやつ。
当時はちょっと高めのミニコンポのスピーカーで、単体発売もされていたらしい。入手してみたかったのは、12cmコーン型ウーファーとリニュウム型ツィーターの構成だから・・このリニュウム型って言うのがミソで、現在でもほぼ聞かない形なんですよね。当時リニアム社で特許があったリッフェル型と言うのが正式名称らしいです。
オークションで落札したんだけど、本体がベタベタしてたからと言う理由で、落札後に書けないくらいに値引きしてくれた・・ランチ価格並みと言いますか・・。
左側が今回のLS-7PRO、右側が比較用のINFINITY Reference 10E改。
20151124_000740.jpg
ネット上では、ツイーター部が絶品的に褒められている。対してウーハーがダメダメと・・・
澄んだ音色で、伸びが良いと・・

アレコレ聞いてみたけど、確かに澄んでいるように聞こえるけど、なんとなく高域が出ている面積が大きいだけ?じゃない??という気もしたり・・ちょっとハイが強い?そんな感じ。確かに低域が迫力無い気もしますが、これってツイーターとのバランス的にそう思うだけかもと言う気がしてきた・・。

ならば!と言う事で測定してみた・・。今日は正面やや下側1mにて測定。
コッチがLS-7PRO
LS-7proSM6100SA.jpg
コッチがINFINITY Reference 10E
Re10ESM6100SA.jpg

LS-7PROは巷で言われているようにウーハーの出が悪い訳では無いような特性ですね、3kHz付近に大き目の谷があって、10~13KHzが強くて、伸びはソフトドームよりもちょいと悪いです・・・・17KHz程度で減衰しておりますけど実用上は無問題。
この波形が意図的に作られたとしたら、そりゃスッキリ感は出そうですね・・とは言え、周波数だけが決め手ではなく、反応や残響も大事なのですが音楽的には今どきのEDMとか音数が多いのはイマイチっぽかったです。ウーハーがこの口径にしてはやや遅いかなあと感じましたね、JAZZピアノとか低域が少なめな曲が良いかもです。
アナログアンプとデジタルアンプで比較したら(波形は同じ)かなり音の反応が違いまして、デジタルアンプの方がツイーターのクッキリ感が際立ちますね。ウーハーの切れもよくなるので、デジアンとの組み合わせは良いかも。
マランツ SM6100SAver2よりも、カラオケ用デジアンBMB DA-03の方が良いですね!
中古値段的には安いので、好みが合えばお買い得かも。

3KHzの谷間はもしかしたらツイーター用コンデンサの容量抜けもあるかもしれませんね、20年近く古いし・・今度変えてみよう。
コンデンサ変えてみたのがこちら
http://nisekoinfo.blog34.fc2.com/blog-entry-1591.html


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Secret

ネットワーク極性

このツイーターはホーンが3cm程度のホーンが付いているので、
振動板の位置がウーハーと同じ位に成っています。
クロスオーバーネットワークが12db/octで、振動板の位置が同じ場合はウーハーとツイーターの極性を反転させる必要があります。
しかし、多くの場合、同じになっています。
すると、クロスオーバー近くの位相が狂ってレベルが打消しに働いて、
f特に凹みが出ます。
おそらく、この症状と思われます。
クロスオーバーネットワークが12db/octであった場合はツイーターの極性を反転してみて下さい。
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チャーリー@ニセコ旅物語

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こんにちは、ニセコ旅物語の宿主ブログでございます。
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安価ですが十分満足される内容と思っています!
激安では無いですがコストパフォーマンスは最高です!
とりあえず泊ってみてくださいませ。お待ちしています。

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